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社長のブログ

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2020/05/21

①別れの風景…「司会者の役割」

 

 

「葬儀における司会者の役割」について持論を述べますと、

私は「控えめな代弁者」ではないかと思っています。

司会者の主張は不要で、あくまで黒子に徹することが基本です。

 

 

 

儀式の中での司会者の出番と言えば開式前のアナウンスから始まります。

着席を促し、ナレーションなどを入れて雰囲気づくりをします。

 

 

 

開式しますと主役は故人様とご遺族、そして宗教者です。

司会者は宗教者の紹介や焼香の案内をします。

これは宗教者になり代わりアナウンスすることになります。

 

 

 

宗教者が退場しますと弔電の披露や謝辞の紹介があります。

これもあくまで当事者に変わり代弁することになります。

 

 

 

そして閉式前のアナウンスでご遺族になり代わり、

故人への思いなどをナレーションすることがあります。

また、出棺までの待ち時間の過ごし方もアナウンスします。

 

 

 

霊柩車が出発する段になりますとご遺族になり代わり御礼と乗車を促します。

そして最期に会葬者に対しお見送りのお礼を述べて一連の務めが終わります。

 

 

 

こうしてみるとすべてが当事者になり代わり代弁していることに気付きます。

儀式の中ではあくまで黒子役で、目立ってはいけないのです。

 

 

 

かく言う私も、若い頃は受けを狙ってついつい出過ぎた進行をしていたことがありましたが、

今ではそれも苦い想い出になっています。

 

 

 

近年、葬儀業界にも司会業を生業とする「司会のプロ」という方がたくさん見られるようになりましたが、

料金が発生しているためか、ついついしゃべり過ぎになってしまいます。

当社ではそのような場合でも必要最小限のアナウンスに止めるように伝えています。

 

 

 

どこかで聴きましたが、スポーツの審判と司会者は失敗した時にだけ目立てばいいと。

つまり、平時は風のようにさらっと流れて、耳触りのいいアナウンスをすればいいと思っています。

 

 

 

そう、会葬者の居眠りを誘うような司会が私の理想ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル

「と言うことでおとうたん…居眠りと言うよりそろそろ本格的に眠りましょう…」

 

 

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