社長のブログ

2017/01/05
② 司会席からのつぶやき

ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の中で

「考えるな 感じろ」という名台詞がありましたが

ご葬儀の司会者にも似たようなことが求められます。

 

 

ただ原稿を読むだけでしたら、

少し経験と訓練を積めばそこそこできるようになります。

 

 

しかし、場の空気を読んで当意即妙のアナウンスを流すのには

相当の経験と感性が求められます。

 

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名司会者と言われる人は、語りの上手さだけでなく

場を読む能力…そして瞬時に適切な言葉を発することのできる語彙力を兼ね備えています。

 

つまり、アドリブ、ライブ感覚に秀でているのですね。

 

 

ですからしゃべっている間も、原稿ばかり見ているのでなく

会場全体にも目配りをしないといけません。

 

もひとつ言うと、会葬者や葬儀スタッフの声やささやき、表情を読み取ること。

 

 

どこに座ったらよいのか…

時間前に来たがお参りをしてよいのか…迷っている弔問客

お席を前から詰めてほしいと一生懸命うながしているスタッフ…

 

 

そういう場面を見て取ったらすかさずアナウンスを入れる。

 

おぅ気の利いた司会者だな…と思っていただけるかもしれません。

 

 

あと、個人的には、その日のご葬儀の雰囲気を嗅ぎ取ります。

 

 

お悲しみの深いご葬儀なのか…

格調を重んじるご葬儀なのか…

天寿を全うして、半分お祝いのようなご葬儀なのか…

 

 

それらによって、使う文言、声のトーンも変えるようにしています。

 

 

偉そうなことばかりを述べましたが

 

かく言う私も、

この世界に入って6000件以上の葬儀司会を勤めたものの未だに正解はわかりませんし、

100点満点もありません。

 

 

多分 一生 修業なんでしょうね。

 

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