社長のブログ過去記事

2016/06/24
6/24 追悼 ジプシー・ジョー

先日、レストランでワイン会をしているとき

話題がフラメンコのことになった

フラメンコと言えばジプシーの音楽

私も学生の頃スペインに行き 

物悲しい本場の踊りを観たものだ。

そこで、ジプシーと聴いて ふと思い出した…

ジプシー・ジョーが逝ったことを。

ご存知ない方のために申しますが

彼はプエルトリコ生まれのプロレスラー

実際はジプシーではないが

成りすましで活躍していました。(こんなのプロレスでは当たり前)

ジョーの全盛期は やはり国際プロレス時代だろう。

シリーズのエースとして来日し

チャンピオンのラッシャー木村と互角に渡り合っていた。

試合スタイルは乱闘派。

小柄だが、屈強な体を活かして

パイプ椅子で乱打されても

平気なパフォーマンスを売り物にしていた。

ちょうど オスカー俳優のジョー・ペシ並みの存在感だった。

しかし、国際プレスが崩壊し

闘いの場を全日本プロレスに移したあたりから

彼の落日が始まる。

体もたるみ

専売特許のパイプ椅子殴られプレーが

痛々しく見えてきた。

こんなことをしていて いったい幾つまで生きることができるのだろうか?

と余計な心配までしたものだ。

その後、全日も離れインディーズ系の

ドサ回りに落ちぶれて行くのだが

その頃には 名前を聴くこともなくなり

いつしか記憶の彼方に消えていた

そして そんな時 舞い込んできたのが

この度の訃報

なんと82歳まで生きていたらしい

本当に屈強な肉体だったんだなあ

それにしても思う…

彼は国際プロレスの崩壊と共に

表舞台から消えるべきだったと

観客の少ない

地方の場末会場の似合うレスラーだった

フラメンコの調べが

一層物悲しく 耳の奥で鳴りはじめた

ジプシー以上にジプシーだった男

ジプシー・ジョーに合掌