2020/11/15
ラジオ出演
10月✕日
この日はMRTラジオ「スクーピー」に生出演して、
アルテのコロナ対策や新しい生活様式に合わせた「新しい葬儀プラン」について話しました。
10月はMRTテレビとラジオに出演し、
11月は朝日新聞の取材を受け。
12月はUMKテレビに出演予定です。
少々老朽化がみられますが、今しばらく広告塔として頑張らせていただきます。
「新葬儀プラン」については当社ホームページ「プラン料金」をご覧くださいませ。
ノエル
「間違えてテレビを観ていたじょ…」
2020/11/14
「手紙は憶えている」
10月✕日
白身魚の西京焼きでクラフトビール2缶ほど。
ホームシアターは「手紙は憶えている」2015年/カナダ・ドイツ映画。
アイラモルトを舐めながら、実によく練られたサスペンスを堪能した。
主役陣の平均年齢が83歳だからと言って、この作品は老齢俳優の在庫処分市では断じてない。
むしろ歳を重ねていることに大きな意味を持つ作品なのだ。
クリストファー・プラマーが淡々と演じるゼブは認知症施設に入っている。
彼は同じ入所者のマックス(マーティン・ランドー好演)のすすめもあって、
嘗てアウシュビッツ収容所で家族を塵殺した、看守「ルディ・コランダー」への復讐の旅に出るのである。
ところが調べていくうちに「ルディ・コランダー」なる人物が4人いることがわかる。
ひとりずつ丹念に探し出していくのだが、最後にはとてつもない驚愕の事実に行き当たるのである。
久しぶりにスカッとだまされて、サスペンス映画の醍醐味を味わった
クリストファー・プラマー86歳。マーティン・ランドー87歳。ブルーノ・ガンツ74歳。
いずれも熟練工の技を見せてくれた(その後ふたりは鬼籍に入る)。
脚本もさることながら、役者の演技力に観客は引き込まれる。
監督のアトム・エゴヤンとは初対面だったが、上品なサスペンスのかけ方は私を大いに満足させてくれた。
観終わったあと、秋風の爽籟(そうらい)が心地よい夜と知った。
小さなホームシアターも居心地のいいものだ。
4.0点
ノエル
「おとうたん…そろそろ毛布を出そうかにい…」
2020/11/14
源衛門
10月✕日
鹿児島を本店とする「山形屋」さんの創業者の名前を付けた焼酎をいただきました。
アルコール度25°だそうでございます。
ノエル
「おとうたん…飲み過ぎてこんなことしないようにね…」
2020/11/13
「ドニー・ダーコ」
10月✕日
難解な映画ランキングに名を連ねる本作は、宇宙物理学の世界に観客をいざなう。
物理学には全くもって不案内の私には、乗ってはいけないジェットコースターに乗ってしまったようなもので、
上映が始まり間もなく、なぜこの作品を選んだのかと大いに後悔した次第である。
タイムトラベル、主宇宙、接宇宙…と聞かされても困惑するばかりであった。
ネタバレになるかもしれないが、どうだろうか、ここは最初に旅客機の一部がダーコの家に墜落した時、
彼はもうすでに死んでいたと解釈すれば私のような物理の門外漢でも、なんとかあとのストーリーにつなげることができるのではないだろうか。
物理のわからない諸君、私と一緒にそう解釈しようではないか‼
20年前の作品だけにジェイク・ギレンホール、ジェナ・マローンのほどばしるような若さには好感を持つばかりであった。
一方、往年の青春スター、キャサリン・ロスが70歳を過ぎた姿を示してくれたが、彼女はすっかりおばあさんになっていた。
どうやら彼女は時間を「ロス」したようである。
ちなみに米国では理解するために回数を擁する作品を「リバースムービー」と言うらしいが、
私はいくら回数を重ねても理解することは無理だと悟った…
家庭生活のように…。
3.2点
ノエル
「おとうたん…考えてばかりいないで走りまわるじょ…」
2020/11/13
リモート会議
10月×日
全葬連の理事会がリモートで開かれました。
当社もリモート用のグッズが整ってきて、余裕で参加できるようになりました。
ノエル
「ボクはまだ勉強中だじょ…」
2020/11/13
宮観はしご
10月×日
お昼から宮観・山吹で経友会の役員会が開かれました。
久しぶりに懐かしいお顔にお会いして、積もる話に花が咲きました。
会議弁当もおいしかったです。
ノンアルコールビールですよ!
で、会議が終わると東館に移動し、
宮崎ロータリークラブの例会に出席しました。
少しずつコロナ前のペースに戻ってきました。
ノエル
「ボクたちの例会も盛況だったじょ…」
2020/11/12
「希望の灯り」
10月✕日
この夜はトマトサラダ
刺身盛り合わせ
私は白身魚に目がないのである。
きのこの炒めもの
鶏のから揚げなどでクラフトビールを2缶開ける。
家で飲む時はこの程度でいい気分になる。
出来上がる前にシアタールームへ向かう。
この日は「希望の灯り」2018年/ドイツ映画。
ドイツ映画らしく、静かに、ゆっくりと時間や台詞が流れるが、
地下水脈の所にはやさしさとぬくもりが温かく横たわっている。
舞台はライプティヒ(旧東独)郊外にある巨大スーパーである。
物語はその巨大スーパーの労働者同士の交わりや、背負っている人生にスポットを当てながら進行する。
主人公のクリスティアンはもちろんのこと、彼が心を寄せる女従業員マリオン、上司のブルーノ…
みんなそれぞれ背負ってる荷は重い。
特にブルーノのエピソードでは私の魂は大いに揺さぶられた。
演ずるペーター・クルト良し。
ドイツ映画界ではこのような隠れた実力者がベンチを温めているのだ。
層が厚い。
劇中、スーパーが閉店の際に流されるBGMに耳を奪われた。
特に「G線上のアリア」の流麗な旋律には改めて感じ入ってしまった。
監督のトーマス・ステューバーは、
何気ない日常を丹念に描く点でジム・ジャームッシュに通底するものがあり、
私にとって目が離せないひとりとなった。
3.8点
タイトルは原題を訳した「通路にて」の方が、あとあと記憶に残るのではと思った。
ちなみにわが家の「希望の灯り」はただいま電球が切れている 💡
ノエル
「電球ボクが買ってこようか???」
2020/11/12
別れの風景…エンバーミング
10月✕日
葬儀の世界で「エンバーミング」と言う技法があります。
ご遺体を消毒や保全処置することにより、長期保存を可能にできるのです。
日本では「遺体衛生保全」と言われます。
この日はご遺族の事情で1週間近くご遺体をお預かりすることになりましたので、
このエンバーミングの処置をさせていただきました。
お陰で日にちが経過しても以前と変わらないお姿でご対面できましたので、大変お喜びいただきました。
まさに葬儀者冥利に尽きる出来事でした。
ノエル
「ボクははく製にしてもいいよん…」
2020/11/11
この週のランチ
10月✕日
(月)
アルテ本郷の葬儀司会のあと向かいの「まるげん」さんへ。
京風ラーメンをすする。
(火)
「山吹」で開かれた経友会の役員会での幕の内弁当。
このあとロータリー例会へはしご。
(水)
お客様訪問の途中シュー弁。
時間の余裕がない時はシュー弁に助けられます。
(木)
MRTラジオ「スクーピー」に出演する前、大八食堂ののれんをくぐりカツ丼セット(ごはん小)。
(金)
母ようこを連れて西洋美術展を観に行く。
お昼は「レミューズ」さんのハンバーグランチ。
(土)
シュー様の特製ソース焼きそば。
(日)
ドッグランの帰り「どなん」さんのうどん。
曇り空で冬の寒さでした。
ノエル
「食卓でずーーーっと待ってたんだじょ…」
2020/11/11
別れの風景…司会席
10月✕日
たまたま依頼を受けて司会を勤めたこの日の現場。
偶然にも父がお世話になった方の妹様のご葬儀でした。
ご親族も皆様父を良くご存知の方ばかりでした。
葬儀は別れの儀式ですが、出会いの場でもあることを痛感いたしました。
ノエル
「ボクもドッグランでいろんな出会いがあるんだじょ…」
2020/11/11
第26回カズデミー賞
ひっそりと発表させて頂きます…。
ノミネート作品は↓の6作品。
◆THE PROMISE 君への誓い
◆きっと、うまくいく
◆バーバー
◆マーサの幸せレシピ
◆人生はシネマティック!
◆おかえり、ブルゴーニュへ
それでは蠅…いや…映えあるヒクカーの発表です
◆作品賞 「きっと、うまくいく」
◆脚本賞 「きっと、うまくいく」
◆撮影賞 「バーバー」
◆監督賞 ラージクマール・ヒラニ 「きっと、うまくいく」
◆主演男優賞 アーミル・カーン 「きっと、うまくいく」
◆主演女優賞 フランシス・マクドーマンド 「バーバー」
◆助演男優賞 ビル・ナイ 「人生はシネマティック!」
◆助演女優賞 スカーレット・ヨハンソン 「バーバー」
※インド映画の圧勝でした 💡
ノエル
「おめでとうございまちゅ…」
2020/11/10
新プランのごあんない
新しい生活様式に合わせた、新しい葬儀プランをご提案いたします。
◆プラン「風」…通夜・葬儀を行わない火葬のみのプランです。
◆プラン「夢」…通夜式を行わず、葬儀だけの一日葬プランです。
◆プラン「光」「心」…一般的な家族葬です。
◆プラン「慈愛」「賛美」…お柩のまわりをお花で囲むデザインです。キリスト式や無宗教式に最適ですが、仏式や神式でもご利用いただけます。
◆アルテ桜ヶ丘…最大200名様収容の式場
◆アルテ桜ヶ丘・絆…30名様までの式場
◆アルテ大淀…最大200名様収容の式場
◆アルテ大淀はなれ…10名様までの式場
◆アルテ本郷…最大200名様収容の式場
◆アルテ宮崎駅東…80名様収容の式場
アルテ各ホールではコロナ対策には万全を期しています。
毎日あさ10時からひる3時までホール見学や新プランのご説明をいたしております。
ご安心してご来場くださいませ。
2020/11/09
「おかえり、ブルゴーニュへ」
10月✕日
少し肌寒くなってきたのでグラタンをリクエスト。
クラフトビール1缶と白ワイン2杯。
ホームシアターは…「おかえり、ブルゴーニュへ」2017年/フランス映画を観る。
この映画の醍醐味は、地平線遥かに広がる葡萄畑の絶景である。
なだらかな丘陵地帯に緑色の絨毯が敷き詰められ、
思わず、そこに横臥したい衝動にかられる。
ささやかながらワインに興味を持つ私には、たまらない絵巻物である。
しかし、この映画の売り物はその風景だけなのである。
脚本が拙く、ストーリー展開があまりに凡庸極まりない。
何のひねりも、驚嘆もなく、美しい背景の前に字幕のように役者が流れていく。
監督と脚本を兼ねたセドリック・クラピッシュは、
さてはこの風景をカメラに納めるためにこの映画を撮ったに違いない…
そう思わせるような作品である。
舞台となったのはブルゴーニュ地方でも南に位置するコート・ド・ボーヌと推察する。
それはマコンと言う村名や、出てくるブドウが白ばかりだからである。
この地方は白ワインの名産地なのである。
主人公の兄妹弟はアリゴテ種を使い、ヴィオディナミという製造法でワインを作る。
三人のチームワークが良く、さわやかな酸味を運んでくれるが、
豊潤の域に達しなかったのは、やはり脚本と演出の熟成が足りなかったのだろう。
ストーリーからするとタイトルはむしろ…「さらばフルゴーニュ」という感がした。
ちなみに私たち夫婦がマリアージュしていることは、秘密なのでここだけの話にしておいてほしい。
3.2点
ノエル
「ボクは赤も白も好きだじょ…飲んだことないけど…」
2020/11/09
ドッグラン
10月✕日
ノエちゃんのテーマパーク・「ドッグランジョイ」に行く。
市井とは違う空気が流れてるんですよね。
ほんと癒されますわ。
帰りはシュー弁を堪能。
幸せな一日でした。
2020/11/08
人生はシネマティック
10月✕日
この頃は夕方晴れたら庭で夕食をとることに。
おなじみグルテンフリーのピザでクラフトビール1缶と白ワイン2杯。
ホームシアターは…「人生はシネマティック」2016年/イギリス映画を観る。
ロマンティックなコメディ映画と言う触れ込みだったが、
あにはからんや、戦争のため人生を蹂躙される女流脚本家の苦悩を真正面から描いたヒューマンドラマだった。
ひとつひとつのエピソードをより丁寧に、重みをもたせて調理すれば、
名作の域に達することのできる作品だっただけに、演出と脚本の出来が残念であった。
女流脚本家カトリンを演ずるのはジェマ・アタートン。
「アンコール!!」でコーラス講師を演ったときのほとばしるような若さが影をひそめ、
すっかりおばさんの趣きになっていたのには少々力抜けした。
一方「マリーゴールド・ホテルであいましょう」では名優たちに周りを囲まれ、
すっかり影の薄かったビル・ナイは、本作では若手共演陣の上座に座り、
圧倒的なオーラを放って気持ちよさそうだった。
特にイギリス民謡を切々と歌い上げるシーンは、この映画の白眉を飾るものであった。
それにしてもこの作品もタイトルがいただけない。
後年タイトルを見てもストーリーが浮かばないことだろう。
私なら…「ダンケルク秘話」とする。
ちなみに私と妻との間には「秘話」はないと断言しておく。
3.2点
ノエル
「ボクとおとうたんとの間にはたくさん秘話があるんだじょ…」
2020/11/08
「マーサの幸せレシピ」
10月✕日
ご覧のおつまみでクラフトビールを1缶飲む。
続いてビーフシチューと赤ワイン2杯
この夜のホームシアターは…「マーサの幸せレシピ」2001年/ドイツ映画を観る。
マーサは男勝りの女流シェフ。
クレームを付ける客を追い出す始末で、
オーナーも頭を抱えるが、なにしろ腕がいいのでクビにはできないでいる。
ある日マーサの妹が交通事故で亡くなり、手の焼ける姪を引き取ることになる。
この少女は拒食症で反抗的、家族愛に飢えている。
そんなときイタリアンのシェフ・マリオが入店する。
案の定マーサと衝突するが、姪がマリオに懐いたことが゛つなぎ゛の役割を果たし、
マーサとマリオは急接近するが…。
ラストシーンは敢えて映像化せず、
客の想像に委ねた方が作品の風味が増したことだろう。
とは言っても、女流監督が手料理を作るように、
手間ひまかけて丁寧に調理した作品に仕上がっている。
主演のマルティナ・ゲデックはバイタリティーと色香を併せ持つ魅力的なシェフを演じているが、
12年後の「リスボンに誘われて」では、ぬくもりのある眼科医役を演り、
いい年の重ね方をした芳醇なワインの香りを放っていた。
この作品では次々に運ばれてくる高級料理も重要な出演者のひとつだろう。
役者陣を食わない程度に存在感を示していた。
さらにBGMも妙々たるもので、特にキース・ジャレットのピアノは、
私の心を揺さぶってくれた。
私は思った…毎日「シュー様の幸せレシピ」を味わっていることに感謝しようと……。
ノエル
「おとうたん…最後のひとこと好感度UPでちゅね…」
2020/11/07
「バーバー」
10月✕日
定番となったとんぺい焼きでビール2缶。
ホームシアターは「バーバー」2001年/アメリカ映画。
ビリー・ボブ・ソーントンが好演するエドは平凡な理容師。
ただし妻・ドリス(フランシス・マクドーマンド・力演)の弟がオーナーのため、
少々居心地が悪そうである。
そんなエドは客の詐欺話にあっさり乗せられ、とんでもない運命をたどることになる。
このあたりは同じくコーエン兄弟作品の「シリアスマン」と同様に、
日常に潜む不条理や剣呑をがテーマとなっている。
コーエン兄弟の演出は一点一画をおろそかにせず、丹念に作り込まれている。
更に映画を際立たせたのがロジャー・ディーキンスのカメラであった。
彼の映し出すモノクロの映像は、斜面を滑り落ちていくエドの人生を冷徹に描き、
また格闘シーンで窓ガラスに後頭部を打ちつけた際に走るガラスの亀裂は、
私の胸にさえ突き刺さった。
ほんのささいな出来ごころが、自身は勿論のこと、
まわりの人々の人生の命脈までも絶ってしまうと言う恐ろしい作品だ。
完成後、試写室を出たコーエン兄弟は会心の祝杯を挙げたに違いない。
ちなみに、当時17歳だったスカーレット・ヨハンソンが世に出た作品としても有名で、
彼女はまだあどけなさの残る顔で音楽院生を演じているが、
これが見た目と違って、なかなかヤリ手の娘だったわけで、
゛栴檀は双葉より芳し゛を地で行くこととなった。
観終わったあと、私はこれから理容店ではもう少し大人しくしておこうと思った。
エドのようにならないために…。
4.0点 💡
ノエル
「ボクもトリミングの時は大人しくすることにするじょ…」