2020/10/08
「ヒューゴの不思議な発明」
9月✕日
ビールサーバーを通すとビールの味わいが増してくるから不思議です。
「ヒューゴの不思議な発明」2011年/アメリカ映画/3.8点
この映画を黙って見てたらティム・バートンの作品かと思うでしょうが、
実際は真逆の位置にいる…マーティン・スコセッシ作品。
一体どういう心境の変化でしょう。
でも製作者の中にジョニー・デップの名前を見つけて少し納得できました。
とにかく夢のようなファンタジー映画。こんな美しい映像が作れるんですね。
まるでテーマパークの中に紛れ込んだような気分になりました。
ベン・キングズレーも先ず適役と言えましょう。
ファンタジー映画に書道の文鎮の様な重みを与えてくれました。
また映画史へのリスペクトも忘れず、ダクラス・フェア・バンクス、チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドなどの
懐かしい映像が見られるなどオールドファンサービスも忘れていません。
さらにちょい役ながら往年のドラキュラ俳優、クリストファー・リーの貫禄ある姿が見られただけでも、とても得した気分になりました。
主人公を演ずる少年がイマイチ私の好みの演技を見せてくれなかったので、
評価点は4点台には及びませんでしたが、上映時間の2時間9分は私にとっては、
TDRの「エレクトリックパレード」を眺めているような感じで、
スコセッシのしたり顔が浮かんできた次第です。
妄想タイトル
「時計の中のヒューゴ」「時計の中に住む少年」などのほうがしっくりいくような…。
ノエル
「ケージの中の犬」と言う映画でも撮ってみまちゅか…
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