2020/09/22
「プルートで朝食を」
8月✕日
今年の夏の暑さは異常でしたね。
特に傾き始めてからの西日の強さには参りました。
この頃はシューシェフの夕飯も軽めにしてもらいました。
夏野菜のサラダ
カナッペ
アボカド エビ 生ハム チーズ グレープフルーツ オリーブなどを乗せて。
腹ごしらえが済むとホームシアター
この日は「プルートで朝食を」2005年/アイルランド映画/3.8点
ひと昔前ならキワモノ扱いされるような作品が、当たり前に作られる時代になりました。
これもそのひとつで、主人公のキトゥンは不貞の末産み落とされた上、性同一性障害を持ち、あげくに捨て子にされます。
当然人生の行く手にはありとあらゆる障壁が高くそびえますが、
決して屈せず、生き別れになった母親を捜し続けます。
「捨てる神あれば、拾う神あり」を地で行くようなキトゥンの人生。
色んな出会いと別れが繰り返されます。
終盤、あるところで父親と巡り合い、自分の出自のすべてが明かされます。
そして、父親から母の居場所を聞き出し訪ねて行きます。
毎日毎日探し求めていた母がそのときどんな態度をとるか…
それがこの映画のクライマックスになります。
性障害を持つと言う難しい役をキリアン・マーフィが熱演してますが、
見た目はいいとして、声がちょっと気になりました…。
そしてリーアム・ニーソンとエヴァ・バーシッスルが脇を固めています。
ニール・ジョーダンの演出と脚本も平均を上回る力作でした。
ノエル
「こういう映画は、こどものボクは遠慮しときまちゅ…」
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