2020/09/14
別れの風景 「合同葬」
8月✕日
およそ1000名規模の合同葬を勤めました。
施主様からの一番の注意点は、コロナ第2波のピークを迎えていた時期でしたので、
三密回避を徹底させ、ご会葬者にご迷惑をおかけしないことでした。
そこで様々な工夫を凝らしました。
手指の消毒液を至る所に配置する。
呈茶席は最小限にする。
座席は極力間隔をあける。
立礼者と会葬者の距離をあける。
受付にはシールドを施す。
お通夜は親族と一般と分けて行い、混雑を回避する。
告別式もシンプルにして、短時間で終わらせる。(お経も短めにお願いする。弔辞は受けない。弔電披露も最小限にする)。
故人との対面式(お別れの儀)も親族と一般と分けて行う。
マスクをお忘れになった会葬者には式場で配布する。
このほかにも通夜料理はオードブル形式を止め、個食にしたり、
ご葬儀当日の親族料理もお持ち帰り方式にする…などなど…。
当日導師をお勤めいただいたご住職様も、
私たちの要望をお心広く受け入れてくださいました。
このほかにも施主様と細々としたコミュニケーションがとれたおかけで、
ご要望通り無事に執り行うことができました。
弊社にとりましても貴重な経験となりました。
みなさまのご協力のお陰です。
感謝申し上げます。
ご葬儀は故人様を中心に、ご遺族、ご親族、宗教者、ご会葬者、
そして葬儀社が一体となって創り上げるものだと改めて実感した次第であります。
ノエル
「まさにお客様に育てていただくわけでちゅね…ボクはおとうたんとおかあたんに育ててもらってるけど…」
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