2020/09/01
「ヴィンセントが教えてくれたこと」
この日のシューシェフは…
ゴーヤ
冷し中華風サラダ…麺なしちゅーことですね。
マグロの漬け
↓コチラはノエちゃんの豆腐
ホームシアターは
「ヴィンセントが教えてくれたこと」2014年/アメリカ映画/4.0点
ややもすると重くなりがちな作品が、
ビル・マーレイの軽妙な演技のお陰で上質なコメディに仕上がっています。
ビル・マーレイ演じるヴィンセントは一人暮らしの貧しく、頑固なおじいさんです。
ベトナム戦争で武勲を立てたものの、
生活に行き詰まり、おまけに認知症の奥さんを高級施設に預けています。
そんな中、隣にシングルマザーの親子が越してきました。
最初は気難しいヴィンセントとの間でトラブルが発生しますが、
次第にヴィンセントと少年の心が通じ合い、実にいい関係になっていくんですねえ。
ヴィンセントが少年に喧嘩の仕方や商売女の存在、競馬、酒場など、
学校では知りえないことを父親のように教えてあげます。
少年はますますヴィンセントが好きになります。
でも母親はカンカンです。
その頃、妻の高級老人施設の家賃がたまって退去命令が出ます。
ヴィンセントはサラ金に手を出したため、取立人に殴られて脳卒中をおこし入院します。
ヴィンセントがリハビリに励む中、妻が一人で死んでいきます。
それからは娼婦のダカ(ナオミ・ワッツが好演)がヴィンセントの世話をしてくれます。
彼女も寂しい女でした。
ある日少年が学校の弁論大会でヴィンセントとの出会いをテーマにスピーチをすると万雷の拍手に包まれます。
アメリカ映画はスピーチの場面上手ですね(「セント・オブ・ウーマン」なんか思い出されます…)。
ひさしぶりジーン…ウルウル…ときました。
更にラストシーンも良いんですよ。
ハリウッド映画のいいところがいっぱい出た作品でした。
ノエル
「ボクもおとうたんから色んなことを教えてもらってるじょ…指のなめ方とか…」