2020/08/15
「ロード・トゥ・パーディション」
いつものようにキックオフ!
ビールとワインのおとも
グレープフルーツサラダ
この日のシューシェフはグルテンフリーのピザを作ってくれました
料理がアルザスのピノにぴったりでした。
ノエル
「いわゆる…マリアージュしていたというわけでちゅね…」
さて、この夜のホームシアターは…
「ロード・トゥ・パーディション」 2002年/アメリカ映画
名匠サム・メンデス監督がメガホンを取った、オールスターキャストのマフィア映画との触れ込みでしたので、
期待に胸を躍らせて観ましたが…少々拍子抜けとなりました…。
と言うのも、殺し屋役のトム・ハンクスがどんなに頑張っても良い人に見えて…マフィアに見えないんですね。
内容はマフィアの世界を舞台にして、2組の父と息子の親子愛を描いているんです。
つまりファミリーの絆を描いているんですが、「ゴッドファーザー」との違いは女性=母の存在がないことですね。
「ゴッドファーザー」はママに捧げる愛だったので深みがありました。
でも役者さんたちは大奮闘してましたよ。
ブレイク寸前のダニエル・クレイグはマフィアのボスであるパパに甘えるダメ息子を好演してました。
芸達者な役者さんですね。
ジュード・ロウも出ていて、前髪を抜いて異様な風貌の殺し屋を演じてます。
ジェニファー・ジェイソン・リーは前半の途中であっけなく消えてしまいます。
そして本作が遺作となったポール・ニューマンがマフィアの大ボス役で登場。貫禄を見せています。
まるでマーロン・ブランドを彷彿とさせますが、
実はポール・ニューマンは若い頃マーロン・ブランドと比較されることをとても嫌っていたんですね。
まさか最後の作品でも比較されることになろうとは…いや…敢えてそうしたのかもしれませんねえ。
ちなみに「パーディション」には「破滅」の意味があるようです。
得点は3.2でございました。
ノエル
「おとうたんを隠し撮りしたじょ…」