2016/10/27
10/27 ブラオカズ…「京都・かもがわ」
今日は午前中3件のご葬儀をお勤めいたし、ようやくデスクに向かったところです。
さて、先月訪れた京都ですがシンボルの一つに、市中をゆるやかに流れる「かもがわ」あります。平安の御代から1200年以上も京都の歴史を見つめてきたのでしょうね。
その「かもがわ」。なぜ平仮名で書くかと言うと、「鴨川」「賀茂川」「加茂川」など、色んな表記があるからです。ではどうしてこんなことになっているのでしょうか?
はい、最初に答えを申します。理由はわっかりませーん!
四条のあたりから少し北に行くと出町柳と言う町があります。そこで高野川と鴨川が合流していて、一般に合流地点より北が「賀茂川」、南、つまり下流が「鴨川」と言われています。
実は昭和40年に河川法ですべてを「鴨川」に統一しているそうですが、合流地点より北にあるので「上賀茂神社」、下流なので「下鴨神社」と使い分けているのが実情です。
そもそもこの名前の由来は、大和時代にここら一地帯を治めた豪族・賀茂氏にあるようで、そういう意味では「賀茂川」の方に軍配が上がりそうですね。ただ、全国には「賀茂社」の末社が1000近くあるそうですが、それぞれ「賀茂」「加茂」「鴨」を使いわけているようで、こういうのを専門用語で「カモ」フラージュと言います!(^^)!
もし誰かに「この字で正しいの?」と聞かれたら…
そう「かも」ね…答えるといいでしょう
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