社長のブログ過去記事

2010/07/04
お布施問題

10.7.4 (4)
先日 全国紙に こんな気になる記事が

簡単に言うと 某大手流通チェーンが 葬儀の斡旋事業を始めていますが
僧侶へのお布施の料金表をオープンにしたところ
宗教界から 「待った」がかかったわけです。

双方の言い分ですが
業者側は 消費者が必要としている情報を開示して何が悪い
宗教界は お布施と言うのは 気持ちの問題であり そもそも定価などない
宗教への冒涜だ とのこと。

難しい問題ですが こういうケースは 葬儀社にとって 一番困ることになります。
宗教者と お客様の間に立って 右往左往することになるからです。

私は 葬儀と言うのは あくまで宗教儀礼なので 原理原則ははずしてはならない。
しかし 消費者=ご遺族が 必要な情報は話し合いの上 提示すべきであろうと思います。
今回は この 「話し合い」の精神がないことが 最大の問題なのではないでしょうか。
この問題の根底には お互いが持論を主張しているだけで
相手の立場や 考えを認める姿勢がないということ。
きちんと話し合いもせず お客様や宗教論を人質にとって 正当化するのは如何なものか。
互いに協力しないと いいお葬式はできないはずなのに。
結局 混乱するのは お客様。
そして やっぱり葬儀はわかりにくい という 
負のイメージを増幅させるだけではないかと思います。

本当に 故人のこと ご遺族のことを思えば それぞれの垣根を乗り越えて
納得いく形で 示すしかないと思います。
ご遺族と ご寺院様と 葬儀社が ギクシャクしながら執り行う儀式
想像しただけで ぞっとしますよね。
故人が 口がきけたら 何と言うでしょうか。
因みに 当社は かねてよりエリア内のご寺院様のお考えを すべて承知していますので
場合によっては  ご遺族になり代わり 
ご寺院様にお布施の金額等を ご相談させて頂いております。
「ご遺族がそのようなお考えなら それで結構ですよ」と 
ほとんどのご寺院様が おっしゃってくださいます。

礼節を尽くし 相手の立場を尊重したら そんなにもめる話でないと思います。
双方 納得の上 気持ちよく ご葬儀を執り行うための コーディネーター。

地元密着の 小さな葬儀社だからできることです。