社長のブログ過去記事

2010/06/27
トップの決断=岡田監督

10.6.27 ④
日本代表の躍進の理由は かわいそうだけど 中村俊輔を外したことです。
つまり 岡田監督の英断 にあります。

中村俊輔を使っていた頃の戦術は 
ボールポゼション(ボールの支配率)を高くして パスで相手を崩す
というような感じだったと思うんですが
これが 強豪国相手にできないことは とっくにわかってました。
実際 今大会でも 日本のボール支配率は 決して高くありません。

このことは 当然岡田監督も お見通しだったはず。
多分(根拠のない憶測です) スポンサー契約 テレビ局との契約 
アジア予選で窮地を救ってくれた・・・等の理由で 中村俊輔を外せなかったと思うんです。

゛チームがダメなのに 大ナタを振るえないこの人ダメだわ゛と思ってましたが
大会直前の4連敗で 何かが吹っ切れたんでしょうか?  

それでは 中村俊輔を外したことで どう変わったのか・・・
まず サイドに大久保 松井を使うことで サイドアタックができるようになりました。
今 サイドからの切り崩しは 世界の常識です。

中村俊輔がここにいると 横にフラフラとドリブルしたり
ボランチの位置まで下がってきて 遠藤たちとパスごっこをしてましたよね。
(遊び相手のいなくなった遠藤君も 真面目にサッカーやるようになりました。)

よそのチームに目を向けると このポジションには 恐るべき縦へのアタッカーが揃ってます。
エトー テベス カイト ロンメダール ダビド・シルバ クリスチャーノ・ロナウド・・・ 
因みに バルサでは メッシがここですよね。

ようやく グローバルスタンダードな 戦術をとるようになりました。
また 日本の課題だったディフェンスにも 1人(阿部)投入できるようになり 
世界が驚くような 守備陣が形成されました。
この3ボランチは 今後の日本の基本システムになるかも知れません。

このように ゛ボールを支配する゛のではなく゛ボールを支配できなくても勝てる゛ 
という 弱者の戦略に辿りつきました。

俊輔スタイルは アジア予選など 格下相手には有効ですが
格上には 通用しなかったのです。
多分 岡田監督は気付いていたけど きっかけを捜していたのでは・・。

今にして思えば 4連敗ありがとう ですね。
なんせ 4年前のドイツ大会 ジーコJAPANは 大会前にピークが来て
本番では さっぱりでしたからね。
今回は その時の教訓が 随所に生かされてます。

それと 最後にもう一つ
外された 中村俊輔 楢崎たちが 腐らずにチームを下支えしている姿 素晴らしい!
これも チームが崩壊したドイツ大会とは 雲泥の差です。
日本選手も かなり進化していたのです。

注意して見ていると 勝ちあがったチーム どこも 
ゴールを決めた後 控えの選手の元へ走り寄り 抱き合っています。

監督の采配に造反した カメルーン フランス どうなったでしょうか?
そういう意味では 直ちに 修正したイングランド さすがです。  

それはそうと・・・
堅守から速効へ(耐えて 耐えて 勝負に出る)
規律正しいゲーム運び(おまけに 反則の少ないフェアプレー)
相手の1.5倍走る 運動量(勤勉なプレー 手抜き知らず)
チーム一丸となる協調性(以和為貴)

日本人の国民性にあった
JAPANモデルが誕生したような気がします。