社長のブログ過去記事

2014/11/05
11/5 私の塩見先生

企業秘密で詳細は申せませんが

月火と秋燃える由布院に行って参りました

空き時間に 高原ランをしましたが

気温が1℃で震え上がりましたよ

わが家も今日から衣替え

本格的な冬支度に入ります

さて 先日宮崎教会の塩見元牧師の告別式を勤めました

取り仕切る葬儀社でもあり 

先生を慕う 一参列者としても立ち会いました

と申しますのも 塩見先生は

この教会が運営する「共愛幼稚園」の元園長で

私が在園当時にお世話になったからです

在園中 私には忘れられない先生とのエピソードがあります

当時 共愛幼稚園では誕生月を迎える園児たちの母親が集い

手作りの料理でお祝いをする誕生会を催しておりました

そしてクライマックスでは 

園児が料理を作ってくれた母親に花束を渡し

万雷の拍手を送る演出がなされていました

その年も 私の誕生月が来ました

母も早くから幼稚園に来て 

ほかのお母さんたちと一緒に 一生懸命料理を作っていました

そして いよいよクライマックスを迎えようとした矢先

ランニングシャツ姿の父親が現れ

「仕事が忙しい」という理由で 母を連れ帰していきました

まだ 幼かった私は

恥ずかしいやら 悲しいやら

どうしようもない気持ちで涙が止まりませんでした

奇麗に着飾った母親のいる同級生たちが

とてもうらやましく 

そして妬ましくも感じました

そのとき

私の前に 静かに微笑む塩見先生が立っておられるのに気づきました

「かずおくんの花束は先生がもらいますよ」

と優しい声で語りかけてくださいました

私は あふれる涙を拭こうともせず

先生に花束を渡しました

涙でかすむ瞼の向こうの先生が

神様に見えました

いまでもあの時の情景は勿論

優しい微笑み 手のぬくもりは忘れられません

あれから50年の月日が流れました

私の前に横たわる先生は

あのときと同じ優しい笑みをたたえておられ

温かい手をしておられました

その時 私は

先生は本当に神様の御許へ逝かれたのだなあと思いました