社長のブログ過去記事

2014/10/17
10/17 色々と考えること

53歳になった今 よく父に似てきたと人から言われるようになった

それもそのはずで 父は50歳とき脳梗塞で倒れ 表舞台から消えたので

父を知る人にとっては 永遠に50歳の父の印象が残っているからだろう

死亡者数が増えたこともあって

会社の売上や社員数は 父の時代の5倍ほどになった

古参の社員は 「お父様を超えましたね」 と気遣いの言葉をくれるが

とてもそんな気持ちにはなれない

まず 葬祭人としての技量が違う

特に司会の技術は いまだに父の足元にも及ばない

天才司会者と謳われた父は

永遠の師匠であり あこがれの存在だ

また 人間としてのあり様も父には及ばない

父は極めて人間的な人だった

人懐っこく 正直で 裏表のない人だった

翻って 自分を見つめた時

胸に突き刺さるものがある

そして 何より父は私と言う後継者を育てた

後を継がないと言っていた私をつなぎとめるために

自分の病でもって私を宮崎に引き戻した

口をはさむと 私が反発するだろうからと

口のきけない体になった

父は自らの病と引き換えに

ふじもと美誠堂を守った

父の域に到達するには10年も20年も早いと思う

いや 最後まで手が届かないかもしれない

さきほど久しぶりに

神戸の長男と電話で話した

苦労をしているようだが 元気そうだった

いずれ宮崎に戻り 私を支えてくれるに違いない

隣の部屋では二男がテレビゲームに興じている

この子たちが一人立ちするまで

まだまだ ひと仕事も ふた仕事も残っている

秋の夜 つらつら考えていると

親父に逢いたくなった