社長のブログ過去記事

2012/11/17
土曜日 おやじの命日…

12-11-17-01

おはようございます。

外ずらのいい親父は 
よく仏さまのような人ですね と回りから言われたものだ。
でも家の中ではその反対で
ワンマンで 自分勝手で 寂しがり屋の わがままな人だった。
親父の身勝手さに家族はよく泣かされたものだ。
ほかに見たいテレビがあるのに
親父の好きな映画が放映されると
全員テレビの前に集合がかけられ
親父主催の上映会が開催される。
そして放映後は
親父が期待したような返答が出るまで
いつまでも感想を聞かれる。
ほかに食べたいものがあっても
親父がこれが旨いと思ったら
家族全員付き合わされる。
親父抜きでお出掛けしようものなら
一週間はご機嫌斜め。
今にして思えば とても人間的に思えるが
当時は 親父のことが大嫌いで
家業の後を継ぐ気などさらさらなかった。
そして今日
脳梗塞で倒れ 12年間寝たきりを貫き
徹底的におふくろを束縛した親父の命日だ。
その親父 最後に見事なわがままぶりを発揮してくれた。
実は1週間後はおふくろの誕生日。
そこに自分の命日をぶつけてきた。
お前たちだけでお祝いはさせないぞ…
親父のメッセージが聴こえる。
まあ1週間の計算違いは
12年間の療養生活に比べれは
誤差の範囲だろう。


今の私の歳で倒れた親父。
そのとき 藤元一生 21歳。
ちょうど長男・丈生と同じ歳。
よくここまで人生の荒波を乗り越えてきたものだと
つくづく思う。
最近 親父に逢いたい。
親父が生きていたら どんな親子になっていただろう。
今朝の雨が
思い出をセピア色に染めてくれる。
昔 家族揃って観た 古い映画のように。