2017/06/01
黒服物語
喪服を着て寿司屋に行った客に 店の亭主が塩をまいたとかで話題なっているようだが
黒服が制服の私にとっては身につまされる一件である
どうやらネット上では賛否が分かれているらしい
私の結論を言えば 店の亭主に一票を投じる
もちろん自分が寿司屋だったらそんなことはしないと言う理付きで
つまり服装や振る舞いは相手にどんな印象を与えるかと言うことが大切なんじゃないだろうか
自分がいくらかっこいいと思っても 相手に不快感を与えるようではダメなのと一緒で
悪気はなくても相手に不快な思いをさせた段階で それは大人の礼儀に反すると思う
この話題を聞いて 猛省をした
結構色んな所へ喪服で訪れていたが
もし その場にいた人が病人を抱えていたり
そこがおめでたの場だったとしたら どんな思いをさせたことだろうか…
日本人は言霊(ことだま)を大切にするように 縁起にこだわる
受験生の前では すべる 落ちる はご法度だ
同様に喪に携わる者には一定の周りへの配慮が求められるのだろう
あまりに日常に埋没していて 相手にどのような思いをさせているかと言うことに鈍感になっていた
ありがたいニュースだった
この際 一度その寿司屋にお礼に伺いたいものだ
もちろん白のタキシードで(笑)
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