2016/10/29
③喪中はがき
そろそろ喪中はがきが届く時期が来ましたが、「いつまでに出す」のがマナーでしょうか?
はい、それは11月中旬から12月上旬までとされています。と言いますのも郵便局の年賀はがきの発売開始が10月末から11月頭に設定されているからです。
従って大半の人は11月中旬以降に年賀状を書き始めます。当然、相手が書き始める前に届く方が親切ですよね。
当社にも既に数件「喪中はがき」作成のご注文をいただいております。ご存知のように近年、ごく親しい方だけでご葬儀を営むお宅が増えておりますので、喪中はがきで相手の不幸を知るケースが増えました。
更に付け加えると、年賀状を出す方も、ある程度期日が近づいてから投函することをお勧めします。年賀状を出した後に喪中はがきが届いた…なんてことにならないようにしたいからですね。
でも、そのようなことが起こったとしても、遠慮せず相手にお電話で詫びたり、改めてお手紙などで事情を説明して差し支えありません。
相手も周りに知らせずにご葬儀を営まれたわけですから、あまりお気にされないと思います。ご身内だけでご葬儀を営まれるのは否定しませんが、あとから何かとわずらわしいことが起こることも前もって認識する必要があります。
生前、色々と親交があったのにはがき一枚で終わりと言うのも寂しい気がしますが、それも時の流れと言うものなのでしょうね…。そのような状況を踏まえて、都会を中心に新しい風習が見られるようになったとか。
それが、「喪中見舞い」と呼ばれるもので、喪中はがきによって相手の不幸を知った人が、年賀状の代わりに出すはがきだそうです。
中には業者がお線香などとセットにした商品も開発しています。
ご葬儀の形態の変化がその周辺の文化・風習を変えるのか、生活習慣がご葬儀の在り方を変えるのか…多分、その両方だと思いますが、いずれにしても時代のニーズに合わせたサービスを私たちは提供し続けないといけないのであります。
何かお困りのことがございましたら、ご遠慮なく「ふじもと美誠堂 0120-21-0556」までお問い合わせください。