2016/10/16
② チキン南蛮を考える
みっちの遠征の時、都農町の「おぐら」さんに行きました。
言わずと知れた「チキン南蛮」と「ちゃんぽん」が看板メニューのお店。
しゅーさまとそれぞれ2枚看板を注文し、ちょっちゅずつシェアすると言う、せこい手段に打って出ました 😳
で、今回のお題のチキン南蛮…発祥の地には様々な都市伝説がありますが、延岡であることには異論はないようです。
さてここからが本題ですが、私はこの「南蛮」と言う言葉に括目してみたいと思います。
歴史をひも解くと、わが国では16世紀にポルトガルやスペインと交わした貿易を南蛮貿易と言い、そちら方面からの輸入品を南蛮渡来の●●と呼んでいました。どちらかと言うと異国情緒あふれる高級品と言うイメージがあり、決して差別用語ではありませんでした。
がしかし これが海の向こうの中国に渡ると聞くに堪えない差別用語として使われてるんですね。
俗にいう四夷がそれで、中国の中心から北の外れに住む民族を北狄、西は西戎、さらに日本などの東は東夷、そして南方民族を南蛮人と言って差別の対象にしています。これぞまさしく中華思想!
なんせもともとの中国は万里の長城の内側だけだったんですからね。それが徐々に周辺に勢力を伸ばし、今では尖閣までも…いやいやもうこれ以上言うのはヤメときましょう。
従って私は思うんです。この大好きなチキン南蛮…恐らく中華料理店のメニューには並ばないだろうなあって。
まあ どーでもいい話なんすけどね 😥
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