2016/10/13
(2) 「山吹」さん
宮観のとある会合を抜け出して、山吹に移動…
難しい会議よりご馳走、ご馳走!
さて、この「山吹」と聞くと、太田道灌のあるエピソードが浮かんできます。
そうそう、江戸城を作ったと言われるお人ですね。
その話とは、その昔、太田道灌が旅をしているとにわか雨が降ってきました。
そこで近くの農家に立ち寄り蓑を貸してほしいと頼んだところ、その家の娘は山吹の
実を一つだけ渡して家の中に戻ってしまいました。
腹を立てた道灌は、のちにそのことを家臣に話しました。
するとこのような答えが返ってきました。
それは後拾遺和歌集に納められている兼明親王の歌に由来しているのではと…
その歌とは…「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」…
そうです。その家は貧しくて貸してあげる蓑ひとつなかったんですねえ。
そのことを、その娘は歌に託したと言うわけです。
ほんまかいなあ!? と ツッコミのひとつも入れたくなるようなお話ですが、ここで
色々と詮索するのはあまりにも無粋と言うもの。
そういう人は、この「山吹」さんに出入りする資格はないのであります(笑)
前菜
伊勢海老
刺身
ハタ煮
宮崎牛
伊勢海老
雑炊
フルーツ
すっかりゴチになりました
カビゴンくん るるぶくん いかくん
マロ彦くん 怒鳴るど・メランプ会頭 おかず氏
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